トレーニングをしたのに筋肉痛が来ない

最初の頃はトレーニングに度に筋肉痛が来て充実感や満足感を得られていたのに最近筋肉痛がトレーニング後に来なくなったなーと感じる時期が来ると思います。

筋肉痛が来なければ頑張れなかったのか？筋肉には刺激は入っていなかったのか？というとそうではありません。それは貴方の神経系と呼ばれる思い物を持つという幅が広がり徐々に本来のパワーを出せるようになったからというふうに捉えましょう。

トレーニングの最初の頃は体がその負荷に慣れておらず神経系がびっくりしてしまい筋繊維の動員量やパワーの配分などをうまく使うことができず偏った筋繊維に多くの刺激が入ってしまうことがあります、これが２回、3回と同じ動きをおこなっていくうちに神経が力の出し方や筋繊維の動員量やタイミングを掴んできます。要は慣れてくるわけです。そうするとある程度予測して重量に対応できるようになりますので筋肉痛が来なくなるということになります。ただ、だからといって刺激が十分ではないというわけではありません。その証拠に重量が同じでも今までやったことのない新しい種目に挑戦した日はバッチリ筋肉痛が来ると思います。

筋肉痛が来るか来ないかということが大切なのではなく、対象筋肉にしっかり負荷を乗せられているかということが大切です。負荷が適正か、フォームが正しいか、重心バランスは正しいか、などをトレーナーにしっかりチェックしてもらいながらトレーニングを続けていけば必ず体型や運動能力は向上していくはずです。