ヨガをトレーニングと同じ日にやっても良いですか？

有酸素運動をどのタイミングで入れるかということはプロのスポーツ選手でもとても悩まれるところです。有酸素はやりすぎてしまうと筋肉をどんどん失ってしまいますし、汗を書くことで深部体温が下がってしまい代謝が下がります。

これはプロでも”適宜”という表現を使うほど実は難しい問題でいつ、どのくらい、何を行うかはその人の運動の能力や脂肪の分解のスピード、筋肉の合成力、消化器系の強さ等によって様々です。

その中で最も筋分解を起こしづらく脂肪の燃焼に貢献できると言われているタイミングがあり、それが無酸素運動の直後となります。筋トレをした直後は体では成長ホルモンの分泌が盛んに行われており筋肉はアナボリック(筋合成)の方に傾いています。その状態で有酸素運動を行えば筋肉の分解は起こりにくく脂肪の分解を優先的に促進することができると言われています。

なのでできることであればトレーニングと同じ日に行うのであればトレーニングのあとにヨガを持ってくるといいと考えられます。また、筋トレ後にヨガを行うことで筋肉中に溜まった疲労物質である乳酸の排泄を促すことができますし一石二鳥と言えるかもしれません。